プロフィール

中里（なかざと）

聡（さとる）

クロマティック（chromatic）

ハーモニカ（harmonica）

千葉県市川市出身。崎元讓、トミー・ライリーの諸氏に師事。
筑波大学附属盲学校高等部音楽科・同専攻科音楽科卒業。
1986年に世界ハーモニカ連盟日本支部主催ハーモニカ・コンテスト・クロマティック部門で1位受賞。
1992年に東京でデビュー・リサイタルを行い好評を博す。その後、津田ホール、東京文化会館などでリサイタルを多数開催。
1993年にはマレーシアで国王主催の演奏会（クアラルンプール、シャングリラホテル）ならびにダマンサラにあるウタマ大学のコンサートに出演。さらに同年市川市の成人式にて世良譲トリオと共演する。
1997年にはザ・シンフォニーホール（大阪）にて小松一彦指揮でM.スピヴァコフスキーのハーモニカ協奏曲などを共演し、好評を博す。海外からの招聘も多く、アメリカ合衆国のケンタッキー州で開催されたバーボン・フェスティヴァルでのコンサートに出演。
さらに2004年には英国のハモンズウッドにて元ロンドン・フィルハーモニー交響楽団の主力メンバーからなる弦楽四重奏団と共演も行っている。
2006年に全日本ハーモニカ連盟より第28回日本ハーモニカ賞受賞。
2011年には「ニュー・シネマ・パラダイス組曲～ハーモニカ・デュオ名曲集」（CMCD28227）を崎元讓氏とのハーモニカ・デュオにてカメラータ・トウキョウよりリリースし、同年発売のレコード芸術４月号（音楽之友社）で準特選ディスクに選出された。
2012年に歌曲集「草に坐って」（CDT-1090）(詩・新川和江氏/曲・平野淳一氏)にも参加し、カメラータ・トウキョウよりリリースしている。
現在、ピアノ、オーケストラ、室内楽、歌、合唱、和楽器等との共演、新曲の委託初演やテレビ、ラジオへの出演等、多方面にわたって国内外各地で意欲的に演奏活動を行う。
筑波大学附属盲学校音楽科講師として得た経験を生かし、現在もさまざまな場で後進の指導にあたっており、1998年からは“崎元讓ハーモニカ・セミナー”（毎年夏に山中湖で開催）でも毎回講師を務めている。

中里 聡 プロフィール

中里聡プロフィール